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ミン・ヨンチ詳細プロフィール

min2.jpg MIN(ミン・ヨンチ/韓国音楽家)

大阪に生まれる。10歳より韓国伝統音楽を学び始める。
1986年 韓国留学。李朝雅楽部養成所の脈を受ける「国立国楽高等学校」に入学。「テグム(横笛)」を専攻する。(現在までこの高校に外国から入学したのは彼一人である。)
1990年 ソウル大学音楽学部 国楽科
1991年 第2回世界サムルノリ競演大会 チャンゴ個人部金賞
1992年 東亜日報主催東亜コンクール テグム(横笛)部門入賞

(※国楽:韓国伝統音楽の総称)

【演奏活動】
MINの演奏活動は韓国でも異端の道を走りながら、またそれゆえ注目されてきた。学生時代に一流の演奏家には必須の有名コンクールでの金賞を取るやいなや、異端の道を歩み始める。国楽室内管弦楽団「スルギドゥン」、パーカッショングループ「PURI」という常に新しい音楽を追及する第一線グループで活動しながら、その頃韓国伝統音楽の世界では未知で未開であったK-POPSの世界に足を踏み入れて行く。若く名も無いMINが伝統打楽器「チャンゴ」や「テグム」でK-POPSアーティストとアルバム制作をしたり、コンサートでゲスト出演したりすることで伝統音楽の世界で注目をあびた。またKBS(日本でのNHKのような放送局)の人気音楽トーク番組 「イ・ムンセ SHOW」のバンドメンバーとして、バンドに韓国伝統音楽を融合させた。このように1990年代、K-POPSで韓国伝統音楽を取り入れたアルバムや楽曲のうち、90%を彼が担当した。韓国の新聞や雑誌では、新風を巻き起こす国楽界(韓国伝統音楽界)の『異端児』として常に脚光をあびてきた。
現在、日本で自身が代表をつとめるPRPJECT SANTAでの活動や、即興音楽でニューヨークやヨーロッパを中心に活動するTORI アンサンブル、また2010年には世界経済フォーラム、通称ダボス会議の『コリアン・ナイト』で音楽を担当するなど、フュージョンミュージックの実力派先駆者として認知されている。


●国楽室内管弦楽団「スルギドゥン」にて(1992年-2001年) 
1970年代、国楽の若手名人達が、大衆にはまだ親しみの薄かった国楽を大衆化させようと創立し、作曲・演奏・演出などで注目をあびる。また大衆に向けたコンサート活動を精力的に行っている。現在の団長はイ・ジュノ(KBS国楽管弦楽団常任指揮者)
歴代団員:カン・ホジュン(秋渓芸術大学教授)
ウォン・イル(韓国総合芸術大学教授)
チョン・スニョン(韓国総合芸術大学教授)
キム・ヨンウ(歌手)
ホ・ユンジョン(TORIアンサンブル代表)
など

●パーカッショングループ「PURI」にて (1993年-2002年)
1993年、スルギドゥンのメンバーであったウォン・イル、キム・ヨンウ、クォン・ソンテクらとともに立ち上げる。「サムルノリ」が台頭していた韓国伝統打楽器の世界に西洋などのリズムを取り入れた。斬新で画期的なパフォーマンスを繰り広げ、伝統の世界にオリジナリティを見出そうとした。NANTAなど国楽を自由にアレンジする流行の先駆けとなる。

● イ・ムンセSHOW (1992年-1994年)
歌手イ・ムンセの音楽&トーク番組。毎週ミュージシャンや俳優、タレントなどのゲストを招く公開収録番組。司会者イ・ムンセとバンドメンバーとのトークを交えながら番組が進行していく。視聴率も良かったこの番組で韓国伝統楽器でバンドに加わったことは、伝統音楽を大衆により身近に感じてもらう上で画期的なことであった。


●PROJECT  SANTAにて (2002年より現在)
PRPJECT SANTAは、2002年より、韓国との文化交流を伝統音楽を手段に深める事ができれば、と立ち上げた。特に、日本と縁の深い韓国伝統音楽の活動において、日本を拠点としながら日本や海外との交流にも力を注いでいる。'SANTA'というグループ名で日本各地で韓国伝統音楽の公演活動を行い、知的障害の子どもたちのためのコンサート(神奈川県・茅ヶ崎)やアメリカに養子縁組した韓国のアダプティ(里子)のための公演(アメリカ・デンバー)にも積極的に参加、そして2004年からは、サムルノリやプンムルなどの韓国伝統音楽のイベント「サタデーチャンゴフィーバー」を東京・池袋や兵庫県・神戸で開催してきた。

●TORIアンサンブルにて(2009年より現在)
    ホ・ユンジョン(コムンゴ)、カン・ゴンスン(唱)と共に、インプロビゼーション(即興音楽)のグループで活動している。2009年ニューヨーク・ツアー、2010年デンマーク・コペンハーゲンでのWORLD MUSIC EXPO(WOMEX)の世界で始めてアジアの区に韓国のTORIアンサンブルがオープニング・コンサートに招請された。2011年1月、ヨーロッパツアーを行う。韓国伝統音楽界での本格的なインプロビゼーション・グループははじめてで、国内外で注目を集めている。

●演奏活動
・KBSテレビ『国楽ハンマダン』(1998年)
・『KBS特集・オウルリム21』(2000年)出演
・アリランTV『Sound & Motion』(2000年)出演
・1999年「千年の響き」(文化教育部主催)ヨーロッパ公演
・チョンミョンフン(指揮)、アン・スクソン(パンソリ)と競演
・チェリスト・チョン・ミョンファとともにニューヨーク・カーネギーホールで競演
・2000年イタリア・サンタチェチェリア音楽院主催「estate 2000」招聘公演
・2002年NHK「ニューイヤーオペラコンサート」
・NHK「おしゃれ工房」
・BSドキュメント「コリアの風」※ストーリーテラーとして
・NHK総合テレビ「日曜スタジオパーク」など
・インターナショナル・チェロ・コングレス・イン・神戸2005 ー1000人のチェロ・コンサートー 「チェロとチャンゴのためのトドゥリ」チェロ: チョン・ミョンファ 
・韓国KBS国楽管弦楽団 海外初招待 「KBS国楽管弦楽団 with "SANTA"」
・2003年よりSANTAライヴツアー(1〜2回/1年 主に東京、名古屋、大阪にて)
・毎月一回 東京世田谷区「茶房李白」にて韓国伝統音楽の宴を開催
・2009年 東京・六本木で行われた日韓交流お祭のレセプション公演をプロデュース
・2010世界経済フォーラム ダボス会議のコリアン・ナイトでは韓国伝統音楽をベースに音楽を担当。


【作曲活動】
・韓国太邱(テグ)ワールドカップ・スタジアム開場記念式典音楽
・スルギドゥン アルバム Vol.10
・PURI「移動」
・『KING YEBI』 新宿梁山泊「YEBI大王」オリジナル・サウンドトラック
発売元(株)ジェマティカ・レコーズ
・『GO FOR THE FINAL』2006サッカー・ワールドカップ韓国応援歌アルバム「守門将応援歌」作曲、発売元(株)CJ Music
・『KOREAN SONG』 10/5世界韓人の日 公式記念ソング作曲「地球村の下で」 
・『ODYSSEY』『GREEN DRAGON』を全世界に向けて2010年から配信開始


【参加アルバム】
・『チョン・ミョンファ』(チェリスト)
・『ナム・グンヨン楽団』音楽監督
・上々颱風『八十日間亜州一周』のタイトル曲(「八十日間亜州一周」)に参加。
・DA PUMP『 LEQUIOS』(レキオス)
・上々颱風 『風の祭り』
・その他、Roo`Ra(ルッラ)、Panic、DJ DOG、カン・サネのアルバム製作に参加

 
【その他の活動】
韓国でも珍しい100人でのチャンゴ演奏を日本で目指す、コリアン・パーカッション・ナイト『サタデーチャンゴフィーバー!』をプロデュース(現在まで東京・池袋、兵庫県・神戸で開催してきた。)


【ボランティア公演参加】
・6月 コロラド・ヘリテイジキャンプ
(アメリカの里親の元で暮らす韓国の孤児達のルーツ探しのキャンプ)
     
・トムトムチャリティコンサート
(神奈川県茅ヶ崎市で行われる知的障害者のためのチャリティコンサート)

【ミュージシャンたちからのエール(ミン・ヨンチCDジャケットより抜粋)】
・サムルノリ キム・ドクス
全てのものがそうであるように、変化なくして未来もありえません。またフュージョンという言葉にも現されているように、近年は一つのことだけに固執するのではなく、あらゆる分野が調和された総合芸術のように表現されるが美しい流れでありトレンドであると思います。ミン・ヨンチ君の多彩なジャンルとの実験的公演は、韓国でもすでに注目をあびる存在であり、そして彼自身が絶え間ない躍進的な活動をしてきました。
周知のとおり、ミン・ヨンチ君は器楽と打楽器を共に兼ね備えた万能アーティストです。打楽グループ「PURI」、国楽管弦楽団「スルギドゥン」での活動、そして多様なジャンルとの音楽活動をしつつ、韓国の音とリズムの新しい形態創造のために努力してきました。まだ誰も持っていない道を探し出し、そして挑戦し成し遂げようとする美しい開拓者です。また、これまで韓国の音とリズムを絶えず研究してきたという点、そして先導して韓国文化を世界に広めようとしてきた点において、この時代の先駆的アーティストとも言えるのではと思います。
在日同胞として生まれたミン・ヨンチ君が、突如たった一人で渡韓し伝統芸能を勉強し、そして活躍したように今度は韓国の文化がまだまだ知れ渡っていない日本で、彼の新しい発想を堂々と咲かせ、韓国の伝統魂を立派に広めてくれるだろうと願っています。

・チョン・ミョンファ(チェリスト、韓国芸術総合大学教授)
ミン・ヨンチは韓国音楽、西洋音楽のどちらにも造詣が深く、天賦の才能と技術的洗練を兼ね備えたすばらしいミュージシャンです。これまで彼と共演し、レコーディングできた事は、私にとって大きな喜びです。

・イ・ジュノ(スルギドゥン代表、KBS国楽管弦楽団常任指揮者)
ヨンチ!かっこいいぞ!いい音色で美しい世界を作ろう。そして空を飛ぼう。ヨンチの音楽...。貴方の才能がおもいっきり発揮できる世界が必ず開かれる。ヨンチ、オルシグ、ファイティン!

・上々颱風 紅龍
冒険者はいつも孤独だ。でも、それがなんだ。進め!日和を見ながら。ゆけゆけ!ミン・ヨンチ!